世界湖沼会議、霞ヶ浦関係の発表

明日から、つくば国際会議場で、世界湖沼会議が開かれます。茨城県民は1000円で1日参加できます。
http://www.wlc17ibaraki.jp/registration.html
16日と18日に地元の霞ヶ浦や流域に関する発表が多くあります。たとえば16日9時から宍塚大池の保全活動に関する報告、15時40分からは「市民活動と環境学習」分科会会場で「霞ヶ浦における放射能汚染への私たちの対応」が発表されます。
夕方6時以降はワークショップが開催されます。特に16日には「日本海側汽水域の現状と生態系機能の再生」が中会議室201Aで開かれます。
日本の汽水湖は戦後、干拓されたり淡水になったものが多くあります。そんな汽水湖の中から淡水化が中止になった宍道湖・中海、汽水化した湖山池、淡水化したうえ規模がはるかに小さくなった八郎湖(かつての八郎潟)、同じく淡水化した河北潟の現状が紹介されます。
霞ヶ浦もかつては汽水湖でした。汽水に戻せとの声もあるようですが、宍道湖の現状を知れば、汽水にするだけでは望ましい状態にならないことが分かると思います。
かつて汽水湖だった霞ヶ浦の今後の在り方を考える上で、このワークショップはとても参考になると思います。