昨年、奥出雲町の棚田を見て以来、ここを通る新幹線を作れば一石二鳥！と思うようになりました。かつてそうやって奥出雲町の棚田ができたように、鉄穴流しで土砂崩れしやすいところを平地にして、得られた鉄で玉鋼を生産して失われた名刀を復元する。刀剣乱舞のキャラが次々増えそうです。
奥出雲町では低農薬でのたたら由来農業が行われていて、このたび日本農業遺産に認定されました。豊かな水田生態系は、崩れやすい花崗岩の山を人力で平地にした賜なのです。崩れやすいところは既に無いので、広島県と並んで土砂災害危険地域である島根県の中でも、奥出雲町は土砂災害が少ないそうです。
昨年は広島でまたもや甚大な土砂災害が起こりました。地球温暖化に伴う気候変動で今後も土砂災害が懸念される中、崩れそうな山を崩してしまって新幹線を通し、日本伝統の技で刀を作り、自然にやさしい農業を広める。これを広島から宍道湖まで新幹線を通すことで進めてはどうでしょうか？
名づけて「たたら新幹線」、内装は刀剣乱舞で決まりです。
