凶器は、これ

先日の日曜、庭仕事中に直径1cmくらいの枝が右目に刺さって、出血する程のダメージを受けました。幸い血はすぐに止まり視界も変わらなかったので救急車は呼ばず、抗菌剤入りの目薬(結膜炎、ものもらい用)をして様子を見てました。
翌朝、午後から修了式で司会するにはヤバイほど充血していたので眼科で診察。角膜までは達してませんでしたが、かなり広く傷になっていたそうです。角膜保護の目薬、抗生物質の目薬、抗菌軟膏を処方され、眼帯を貼ってもらい、「なるべく目を閉じて乾かさないように。」と言われました。
そうは言われても眼帯で司会はよろしくないだろうと、1時間弱の修了式は眼帯を外し、老眼鏡をかけて充血を誤魔化し、何とかしのぎました。
下の写真のプラムの苗木の先端(黄色の矢印)がその凶器です。この鉢のそばのどこが植え替えの適地だろうと、そればかり考えてしゃがんだ時に、刺さってしまいました。庭仕事も野外調査と同じで、目的だけに集中し過ぎず、まわりすべてを認識しながら作業しないと危ないと反省しました。
野生動物はきっと、どこから来るか分からない補食者の臭いや音を精度良く関知できるように、生きている時間の大部分を、何かひとつに集中することなく生きているのでしょうね。

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