日本水環境学会汽水域研究員会は、汽水域の研究に関する情報交換や社会への還元を目的に、主に物理・化学系の研究者で構成されています。汽水域は塩分成層や高濁度層が形成されやすく、そのため貧酸素化も容易に起こる特徴的な水域です。そのような水域の物理・化学の基本の知見なく、生態系を論じることはできません。
汽水域研究委員会では、会員相互のコミュニケーションだけでなく、社会への情報発信や連携も目的に、ホームページ「汽水域の広場」を運営しています。
本日、新たに「汽水域を守る人達」を公開いたしました。住民が中心となって調査が行われている汽水湖または海跡湖のホームページを調べ、調査結果を公開している（または公開可能な）ものについてリンクしています。それらのホームページからは、調査結果だけでなく、地元の自然環境を知るため、維持するため、または失われた環境を取り戻すために努力されている姿も知ることができます。 是非のぞいてみてください。
