WANTED フナムシ情報

ゴキブリに似ていると嫌われがちなフナムシですが、個人的にはつぶらな瞳が可愛い生物だと思ってます。
そのフナムシ、私が子供の頃(1960年代)、父に連れられ大和川の河口でハゼ釣りをしていたとき、打ち上げられた緑藻類にフナムシがたかっていて、きれいに掃除していたのが印象的でした。念のためWikipediaを見たら、「食性は雑食性で、藻類や生物の死骸などさまざまなものを食し、海岸の「掃除役」をこなしている。」とありました。
ところで近年、「グリーンタイド」と呼ばれる現象が世界の沿岸域で生じています。アオサ属(Ulva spp.) 緑藻類が異常増殖し海岸線に堆積する現象を指しますが、昔のようにフナムシがいたらそんなことはないだろうと不思議に思っていました。
実は、宍道湖でも近年になって緑藻類シオクサが異常繁茂して、湖岸がグリーンタイド状態になっています。そして宍道湖では1990年代初めまでは、フナムシ類がうようよいたのに、近年は減っている印象があります。緑藻類の異常増殖は、補食者の減少が原因ではないでしょうか?
そこで「そう言えばフナムシ減ったなぁ。」と思われる方がおられたら、いつ頃から減ったと感じるか、また、それに伴って打ち上げられる緑藻が増えたと感じるかを教えて下さい。また、そういう話題ならこの地域ではここに聞けばよい、という情報もありましたら教えて下さい。
情報は下記にお願い申し上げます(アットを@に変えてください)。
limnologyandoceanographyアットyahoo.co.jp