松江のおみやげ「青メノウ」

昨日は同定用のフナムシ採取を終え、帰りにいつものメノウ屋さんに行きました。温泉で有名な玉造には深い緑色のメノウ(現地では青メノウと言います)が出る鉱脈があるのですが(ジオサイト「花仙山のめのう脈」)、もう採石はしていないとの噂を数年前に聞いてから、行く度に何かしら買っています。
当初はショウケースに並んでいるものから選んでいたのですが、「この丸いのでイアリング作れません?」「この石をペンダントにして!」などオーダーメードをお願いするようになりました。しかも、次いつ来るか分からないのに、「次に来た時に引き取る、でいいですか?」と聞いたらそれでいいと言われ、半年以上あけて引き取りに行ったこともありました。
そしてとうとう思いつくアクセサリーは全て揃えてしまい、ふと「そうそう、原石、まだ買ってない!」と気づきました。このお店はお隣に研磨小屋があるので原石が転がってるに違いないと行ったら、私同様のマニアがいるらしく、原石も並んでいました。でも色がイマイチだったので、「小さくていいので、もっと青いの無いですか?」とお願いし、用意できましたとの伝言をいただいたのでした。
磨けばすごく深い色になりそうな石だらけで迷いましたが、4000円の方からひとつ選んで今回の自分用おみやげにしました。ホテルで調べたら、場所柄もあり、パワーストーンの通販で玉造の青メノウ原石が売られていましたが、メノウ以外の鉱物が大半の粗悪品ばかりでした。石好きの方は現地で直接買うことをお勧めします。

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(追伸)
猛暑の中、お城周辺の商店街で、下の写真のような出で立ちをした方々が練り歩いて観光客をもてなしてました。根性に脱帽です。

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