魔法のカボチャ

お友達から誕生日プレゼントが届きました。
カボチャの形をしたガラスのペーパーウエイトで、「お皿の上にのせて癒やされてちょうだい。」とのメモがありました。
どういう仕組みなのか、右下の写真のように無色のカボチャが、皿にのせると色が次々に変わって魔法のようです。
彼女は若い頃からガラス工芸をやっていて、壁面を削って花を描いた花瓶やグラスなども今まで頂いてきました。それらは既成のガラス製品を使っていたのですが、今回は全行程を自分でやったそうです。着実に腕を上げてます。
私の場合、水環境の研究ではかなり腕を上げていると自負しています。しかし定年が来てしまうと、数千万円もする装置を自分で買って安定同位体費やネオニコチノイドを分析することもできず、できる仕事がほとんどなくなります。趣味であっても、定年なく続けられることがある彼女が羨ましいです。

お給料はいらないので、定年後もこれまでに揃えた装置を使える制度ができるといいのですけど。私が定年になると、所属する専攻で使いそうな方はおらず、税金で買った高い装置が死蔵になるのは、とてももったいない気がします。

f:id:Limnology:20191015124809j:plain