久々に敬服

自分がやってる分野で、「これはスゴイ人だ」と本当に久しぶりに感じた研究者に会うことができました。今回の海外出張で一番の収穫かもしれません。
話し方が理路整然としているだけでなく、すごくジェントルでエレガント。そのうえ知識の広さがハンパではなく、これまでに出会ったどの生態学者よりも地学の素養がありました(「日本の生態学者で、あなたが書いたこの地学の絵を理解できる人、いないと思いますよ。」とコメントしたら、「アメリカもそうよ、残念だけど。」と言われました)。
人柄も素敵で、たびたびジョークを言って笑っています。
彼女の名はメアリー・エレナー・パワー。私と同じくらいの歳(=約60歳)かなと思っていたら、70歳でした。確実に10歳は若く見える、アメリカ生態学会の元会長でした。日本の生態学会には全く魅力を感じませんけど、こんな方を会長に選ぶ学会なら入ってもいいかなと思いました。
来年のASLOでお会いできるのが、今から待ち遠しいです。

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