平成22年の環境白書

民主党政権だった当時のこの環境白書の最初に出てくる図は、カンブリア紀以降5回あった大量絶滅の時代と、当時の「おもな犠牲者」(たとえばPTでは底生現世動物、海生無脊椎動物など)です。ここで「おもな犠牲者」と書くセンスは私には皆無で、私なら「絶滅分類群」とか書いたと思います。
そして図のほとんどがグラフなどデータで占められているのも特徴的です。
たとえば令和元年の環境白書の図の多くは写真で、しかも企業名も隠していなくて、これは特定企業の宣伝パンフか?と思われるほど(私にとっては)全く使えない資料です。
平成22年当時の環境大臣は、経歴からは完全に文系の方で、この方が率先してこのような理系でも使える環境白書を指導する力量があったとは思えません。
今回も講義資料のヒントを得るべくこの年の環境白書のデータの見せ方を眺めていますが、いったい誰がこの年の環境白書の主担当者だったのか、本当に知りたいです。

私は文科三類入学で、大学に入って2年間は完全(?)に文系として過ごして、日本の過半数を占める文系の考え方を多少は知っている少数派理系と自負しているのですが、この平成22年環境白書を作った方は、すごい文理両道だと思います。弟子入りしたい。。。

平成22年版 環境・循環型社会・生物多様性白書(PDF版)