霞ヶ浦の生シラウオ丼

霞ヶ浦の水産物を出しているということで前から気になっていた「かすみキッチン」に知人と行ってきました。
私が頼んだのは「新鮮シラウオ丼(生)」。サラダとドリンクバーがついたセットで1170円でした。
2階のカウンター席の目の前には霞ヶ浦が広がっていました。内装も洒落ていましたが、お料理も味だけでなく見栄えもグー。まず出てきたサラダがこれ。中下の方には茨城自慢のふかしサツマイモも入っていました。

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生シラウオ丼は、本当に生のシラウオが御飯が見えないくらい一面に盛り付けられていました。

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知人が頼んだ「川エビとオニオンのピッツア」はセットで1320円。「川エビ」はテナガエビのことですが、さすがに皮をむいて手もない状態で乗ってました。

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これが絶品で、テナガエビってこんなに味が濃いエビだったんですね。宍道湖では付け合わせで1尾でてくる程度なのですが、ここまでふんだんにのっていると、テナガエビのおいしさをしっかり味わえます。同じエビでも車エビなどよりは伊勢エビに似ていました。
霞ヶ浦はテナガエビが日本の湖で最も漁獲されています。テナガエビはウナギの好物なので、実はウナギも結構とれているのかもしれないと思いました。
サンマやイカなど沿岸域の水産物は、隣国との関係で漁獲が左右されます。それに対して湖の水産物は完全に自国内で管理でき、取れないとしたら地元に原因があります。豊富に漁獲されているうちはそれが当たり前だと思っていてとれる原因を解明しようとしません。そのために気づかないでとれなくなる何かをしてしまうことがあります。霞ヶ浦ではなぜ豊富に漁獲できるのか、来年は高い生産性を維持するメカニズムを研究したいと思いました。