値段が数倍以上変わる文化

六年後の定年時には、かなりの書籍を自宅に持ち帰ることになるので、今年から自宅の整理を始めました。
まずは、ほとんど海外にいることになる娘に、部屋を明け渡してもらいました。その際に置いていった服やら小物やらを、週末の買い物ついでに、リサイクルショップに持ち込んでいます。子供達からはメルカリで個別に売った方が高いと言われましたが、そこまで時間をかけたくないので。
服はブランドや新品以外は引き取らない店がある一方で、どんなボロでも1着1円で引き取るという店まで様々でした。日用品も、6個入りグラスが1つ紛失していたら引き取ってもらえなかったのが、別の店だと200円になりました。
一番すごかったのは、カシオのBabyG。少し汚れているからと2ショップで10円と言われたのが、3軒目では1500円になりました。
私が子供の頃の大阪の市場では、価格は値切り交渉でかなり変動しました(小学低学年の私がお使いに行くと、大抵かなりまけてもらえました)。その経験から開発途上国での買い物は必ず交渉して、予め観察しておいた地元の方への売値程度までは下げさせています。日本人観光客は言い値で買うことが多いようですが、リサイクルが広まって若者の間に「価格は交渉次第」という文化が根付けば、考え方も変わるかもしれませんね。