つくばとその周辺には「ふるさと島根に貢献したい!」との熱い思いを持つ研究者が多く、「しまね・つくば研究者ネットワーク」を形成して年1回総会を開き、科学技術に関心を持つ若手の増加を目指して、地元の山陰中央新報紙に何度か連載を掲載してきました。
当初は中高生向け、次が小学校高学年から中学、そして今度は、子供でも分かる内容でやろうということになりました。その理由。「子供に分かるように書かないと、大人にも分かってもらえない。」
このところ連日報道される新型コロナウイルスですが、テレビの解説で頻繁に登場する岡田晴恵氏(白鳳大学教授)の説明がとても分かりやすく、また「インフルエンザも今が流行のピークですから。」と新型だけに囚われないよう注意喚起するなど、発言もとても思慮深い。どんな方だろうとググったら、一般書だけでなく、子供に分かる本を既に何冊も出されていました。日頃からこういう努力をされているから、プレゼンもその素養がにじみ出るのね、と思いました。