新型コロナウィルスで大学の危機管理対策は?

昨日とりあげたバス運転手の発症、今日のニュースで、同じバスのガイドさんも発症したと報道されていました。人から人への感染は確実、また乗っていた武漢からの観光客は発症していなかったそうなので、発症前にうつることもほぼ確実のようです。
末尾の記事によると、コロナウイルスは遺伝子の数が多いことから、変異しやすいようです。今は致死率や重症化率は低いように見えますが、感染が拡大するにつれてどうなるか分かりません。感染拡大を可能な限り防ぐことが重要そうです。
一部の大学は、まだ講義期間中です。学生達の中には、成人式の連休中に観光地に行って、中国からの潜在的感染者と接触した可能性もあります。また中国は海外への団体旅行は禁じましたが、春節を利用して帰省中の中国人留学生が日本に渡航するのは禁じていません。大学という人口密集空間は、小中学校などよりずっと新型コロナウイルスによる感染が起こりやすいと思われます。
私が長なら最低限、全ての講義にマスク着用を義務づけます。また従業員の一部を在宅勤務にしたGMOのように、不要不急の用事でなければ大学に来ないよう学生に通達します。
東大でそんな対策は全く行われていないことは確かですが、他大学はどうでしょう?