「豊かな森林と豊かな漁場との密接な関係が国内外で実証されるなど、森林が人類にもたらす恩恵の大きさが国際的にも常識化しつつある今、貴重な森林を大規模に伐採するなどは、時代錯誤的な蛮行だと言わざるを得ません。」
これは何の事業に対する反対意見かというと、メガソーラーです。地球に優しい代替エネルギーと考える人が多いソーラー発電ですが、国土の多くが森林で占められる日本では、本来そこにある森林生態系を破壊して設置している実態に目を向けるべきです。また耐久年が過ぎたパネルの廃棄をどうクリーンに行うかも未知数です(原発と似ています)。
私が所属する専攻でも、「石油を使うなんてとんでもない、ソーラーとか代替エネルギーを推進すべき」と主張する教員がいて、「自然環境学専攻」と称するところの教員でさえこれだからと、情けなく思いました。
そもそも電気に頼らない方向を模索すべきでしょう。