ブラックマンデー並なら全然大丈夫

コロナウイルス感染で東証は暴落、「ブラックマンデー並」と年金への影響も懸念されているようです。

ブラックマンデーが起こったのは1987年で私は当時27歳。既に子供ではなかったので、資産運用は株(及び株を中心とする投信)だけに頼ってはいけないこと、また景気はその時言われたほど暗いことにはならず、10年もしないうちに回復することを学習しました。年金を心配しなくてはならない世代は当時を経験しているでしょうから、その経験をいかしていれば、実はそれほど心配はしてないのではと思います。

たとえば1000万円金融資産があるとしたら、本当は債券とかにも振り向けるべきですが、極端な例として9割を株、1割を現金で残しておきます。いざ株が暴落して価値が10%になったら(極端な例です)、900万が90万円。それはそのままにしておいて、残りの100万円を底を打った株の購入に充てます。何年か経って株価が元に戻ったとき、資産は1900万円と倍になってます。

女性でおしゃれに興味がある方なら、円高の時に埋蔵量が底をつきつつある宝石を買って自分好みのジュエリーにするとか、10年、20年かければ、資産分散もそれぞれの立場でいろいろ工夫できます。

今回の暴落は年金世代やもうすぐ年金世代ではなく、20代・30代の若者こそ、今何が起こっているのか、その後何年でどうなるかを真剣に観察して策を検討する機会なのだと思います。