超簡単!自家製スモークサーモン

外出自粛で通勤時間分の余裕ができたと言っても、いつものゴールデンウイーク同様に庭仕事がたくさんある上に、ミツバチの飼育や原木椎茸栽培も始めたので、期待していたほどたまっていた家事は片付きません。それでも「こういう時だけでも、日頃したくてできなかった主婦仕事をしよう!」と、スモークサーモン作りに挑戦してみました。
スモーク自体は20年以上やってて、桜チップは近所の公園で台風後に折れた桜の枝を乾燥して使用、風味付けに消費期限切れの紅茶を混ぜたりします。100g88円の豚バラ肉をベーコンに、100g37円の国産鳥胸肉をスモークチキンにすればプチ贅沢な食材に変身し、子供達にも大好評でした。
子供達が巣立った後は量を作る必要がなくなり、ベーコンやチキンよりもさらに付加価値が高いスモーク食材に挑戦すべく、一昨年あたりからスモークオイスターとスモークサーモンに挑戦してきました。これがなかなか難しくて、スモークサーモンは何度やっても、ただの焼き鮭でした。
昨年、NHKの「まちかど情報室」で、ぬか床の入った袋にいれて冷蔵庫に置いておくだけでスモーク風の味付けになる製品が紹介され、「これなら!」とメモ。放送された直後はたいてい売り切れるので、気長に待ってました。
今回、楽天ふるさと納税でエンペラーサーモンをゲット、紹介されていた製品もネットで検索したら楽天市場で購入できることがわかり、どちらも楽天ポイントが通常の2倍になる日に注文(こういった細かい節約にこだわるのが大阪人 ^ ^)。
300gくらいづつ数ブロックで届いた冷凍サーモンの1つを解凍し、一部を刺身で、一部をマリネで楽しみました。

f:id:Limnology:20200421182102j:plain

残りを一晩、ぬか床につけたものが下の写真です。「塩味が強すぎる」とのレビューがあったので、塊の表面だけ塩味にして、奥まで届かないようにする工夫です。サーモンの白い油身の部分が、焦げ茶色に変色しているのがわかりますでしょうか?

f:id:Limnology:20200424171250j:plain

工夫の甲斐あって、スライスしていただいたときの塩加減はちょうどでした。風味と歯ごたえは、私の焼き鮭サーモンとは比べものにならないほどスモークサーモンでした。スーパーで売られているのと違って好きな厚さに切れるので、厚切りにしてクリームチーズサーモンベーグルサンド(アメリカに留学していたとき、これはもともとアメリカのユダヤ人が開発したレシピだと、ユダヤ人だったホストファミリーが言ってました。私のソールフードのひとつ)にしたら、すごくおいしいだろうと思いました。その時にはとっておきの、塩漬け生胡椒を混ぜて見ようと思います。外食グルメに全く興味が無い私の、おうちグルメ。