ゴールデンキーウイの雌木がようやく満開になりました。雄の木は1週間前にかなり咲いてしまっていたので、このままでは受粉ができないのではと気が気で無かったです。
キーウイは雄の木と雌の木が異なる品種という、ちょっと不思議な果樹です。ウチの場合は雌がゴールデンイエロー、雄がロッキーです。2017年にセットで購入したのですが冬越しできたのは雌だけで、2018年は雌が花盛りでしたが結実はゼロ。再度ロッキーを購入して、昨年、2019年は両方咲いてくれて、たくさん収穫できました。
昨年は両方同じ時期に咲いてくれたので、まさか1週間も満開時期がずれることもあるなんて予想もしませんでしたが、異なる品種だから大いにあり得るわけです。
相手になる木が枯れてしまうリスク、花期がずれるリスクがあるのに、キーウイはなぜ雄の木と雌の木で品種が違うのでしょう?おそらく原種はそんなややこしいことはしていないと思うので、品種改良の過程でそうなったのだと思いますけど、栽培上不利にこそなれ有利にみえないこの状況は謎です。
写真は上が雌木の花、下が雄木の花です。どちらにも雄しべがありますが、上の雌木の花だけにめしべらしいものがあります。