3密はミツバチもお嫌い

今日は朝イチでアメリカ・ニュージーランド・ロシアの研究者とのZoomミーティングがありました。終わってヤレヤレと外を見たら、ウチのミツバチがベランダの高さで飛び回り、ブ~ンとすごい羽音。まさかこの季節にスズメバチ襲来?と巣箱に飛んで行ったら、かなりの数が巣箱に貼り付いていました。

f:id:Limnology:20200603140045j:plain

これは分蜂かもしれないと師匠に連絡したら、早速見に来ていただけました。女王蜂が見当たらないので、巣が手狭になり暑くて出てきたのでは?とのことでした。開けてみると見立て通り、幼虫を育てる巣が最下段まで延びていました。これでは中は過密になるのも道理。

f:id:Limnology:20200603140119j:plain

それで一段巣箱を継ぎ足し、壁を一部開けて風通しをよくしてもらいました。スズメバチが増える秋までは、隙間があっても大丈夫だろうとのこと。この勢いだと1~2ヶ月以内にもう1段継ぎ足す必要があるそうです。いろいろ気配りが必要ですが、順調だとやる気が出ます。

f:id:Limnology:20200603140156j:plain

一方のテナガエビですが、釣り上げられたときのケガに昨夜の暑さが響いたのか、ミツバチが一段落してから様子を見に行ったら、お亡くなりになってました。やはり実験には針を使わない、ザリガニ釣り方式かモンドリで採った個体を馴致するのが無難そうです。今から思えば釣り上げられたときに口をケガしていたから、何も食べれなかったのかもしれません。

仮説を立ててトライして、その結果で仮説を修正してまたトライするところは、自然科学の手法そのものです。私は子供の頃にそうやっていろんな動植物を育てていたので、学校で習う理科は大嫌いでしたが、職業として科学者があっているのだろうと思います。