生態系を損なわない農害虫・衛生害虫駆除手法の検討

現行の殺虫剤の問題点や生物学的害虫駆除法の可能性を学ぶことを目的に、勉強会を企画しました。参加希望の方は、下記説明にあるリンクからご登録ください。

TIA「かけはし」研究会

生態系を損なわない農害虫・衛生害虫駆除手法の検討

日時:2020年10月1日(木)14:00-16:30

場所:Web開催(接続方法は参加申し込み後に連絡)

参加登録・問合せ:(接続されるまでに、かなり時間がかかります)

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=yP6nGC9lm0CDaSctnOgGIGpTKUB2k3JOvnuJNQN6FTxURFdZNFZPOERUTjZUOTYwTU9XNzUyU0VBSC4u

TIA連携プログラム探索事業「かけはし」の助成を受け、産総研(全体代表:高木悠友子)、東京大学(機関代表:山室真澄)、筑波大学(機関代表:Kiong Ho)が、新規連携トピックとして「生態系を損なわない農害虫・衛生害虫駆除手法の検討」というテーマで調査研究を開始しました。この事業の一環として、以下の趣旨で勉強会を開催します。講演内容にご興味のある方はお気軽にご参加ください。

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人にも環境にも「やさしい」殺虫手法の開発は、農業と感染症対策における共通の課題である。化学的殺虫剤は特定の害虫だけを駆除することはできず、駆除対象外の生物への影響が深刻な問題になっている。そこで今回は生物学的殺虫剤に着目し、殺虫タンパク質や核酸製剤、共生微生物の利用等についてメリットやデメリットを学び、応用の可能性を検討する。

 

講演1「長期フィールド調査とアカトンボの激減・昆虫種におけるRNAiの効果の違い」

二橋 亮氏(産業技術総合研究所)  

講演2「ボルバキアなどの細胞内共生微生物を利用した害虫防除や有用昆虫の改変」

陰山 大輔氏(農業・食品産業技術総合研究機構)

講演3「持続可能なオーガニック殺虫システムを目指すBt毒素の進化分子工学」

佐藤令一 氏(東京農工大学)

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主催:産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 担当:高木 悠友子

共催:東京大学 大学院新領域創成科学研究科 担当:山室 真澄

   筑波大学 医学医療系 担当:Kiong Ho

協賛:TIA連携プログラム探索推進事業「かけはし」