感謝をこめてミツバチにお返し!

初めての採蜜で、巣をザル2つにいれて丸2日間巣からハチミツを滴下させたところ、見た目にもかなり乾いた状態になりました。

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滴下させたハチミツには巣が細かくなったものが浮かんでいたので、ザルにガーゼを敷いて再度濾過してみました。

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得られたハチミツを測ったら5.2kgもありました!こんなに食べたら確実にブタるので、子供達や知人にお裾わけしようと思います。そうなると自宅に転がっている適当な容器で保管するわけにもいかず、オシャレな容器と梱包にトライしてみる気になりました。
一昨日の記事の写真でも分かるように、蜂たちが蜜を採った時期によって、明らかに色が変わっていました。どの花からどんな蜜が取れるのか、花粉が残っていたら分かりそうです。次回は色が違う蜜は別々に滴下させて、花粉分析にトライするのもいいかなと思いました(養蜂関係のサイトで花粉分析に言及しているものは皆無でした。地理関係者くらいしか花粉分析を知らない?)。
冒頭の写真にある、蜜を滴下させたあとの巣ですが、「まだ蜜が残っていそうなのですが、どうすればいいですか。」との質問がネットに投稿されていました。圧縮して絞る、遠心分離で絞るなどの回答がある中で、「巣箱近くに広げてミツバチに還元する」という回答が目を引きました。ガーゼに残った物も還元しているそうで、キレイに食べ尽くしてくれるとか。
「ひとつひとつの花からわずかにしか得られないハチミツをこれだけ集めるミツバチですから、本当にキレイに食べてくれます。」との文章に、お人柄が感じられました。私も巣や容器、ガーゼに残った蜜は巣箱近くにおいて、ミツバチ達にお返ししようと思います(ただし昨日書いた事情ゆえ、巣箱に残ってくれたらですが^ ^;)。
子供の頃、父の実家に帰省して、飼われているヤギの乳をブリキのバケツに搾って、そのまま飲んだらとてもおいしくて、ヤギ飼いたいなぁと思いました。ヤギがいやがらずに乳搾りさせてくれて、「おいしかったよ、おおきに。」と声をかけたら、細い目をさらに細くして「メェ~~!」と応じてくれたのは、忘れられない思い出です。その後、アメリカに留学したときは養鶏農家にも短期ステイして、ケンタッキーに出す幼鳥の出荷手伝いや、自家消費用鶏をさばくなどの経験もしましたが、父の実家でやっていた卵拾いやヤギ乳絞りの方が、ずっと合っている気がしました。
人口の多くが都会に住む今の日本で、ヤギや鶏飼育は難しいと思いますが、ニホンミツバチは都会でも飼っている例が報道されてます。家庭菜園+αの最適アイテムという気がしてきました。。。