温暖化の庭

気象庁の予測では、今年の冬は北日本では平年より暖かいものの、それ以外の地域ではほぼ平年並だそうです。

https://www.jma.go.jp/jp/longfcst/pdf/pdf6/001.pdf

「平年並」というのは、1981年から2010年までの30年間の値と比べて統計的にどうかという意味だそうです。最近数年の顕著な温暖化は含まれていないようなので、だったら予報がはずれてるのではないかと感じるくらい、つくばの冬は今のところ暖かいです。
曇りの日はそれなりに寒いですが、晴れるとかなり暖かく、試しに狂い咲きしたイチゴ(ナメクジ対策で砂利で育てています)の花を摘まずに放置していたら、順調に育っています。

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もちろん、咲いても授粉しなければ実にならないのですが、ウチのミツバチたちも晴れた日は秋と同様、元気に飛び回っています。

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鳥の仕業と思っていた小松菜の食害も、一部は青虫が原因だったことが判明。疑ったお詫びに駆除した青虫を鳥が食べやすいところに置いておきました。
今年の春から夏も私的には平年以上に暖かく、お茶をいつもより早く積み始めました。例年なら2番茶あたりにはチャドクガにたかられますが、チャドクガは気温にすぐ反応するタイプではないらしく、3番茶あたりまでチャドクガ対策無しで茶摘みできました。
植物や虫それぞれに温度変化に対する反応が違うようなので、過去の経験知が応用できない状況が続きそうです。