お金と手間をかけない無農薬野菜栽培:サニーレタスの例

環境に配慮して無農薬野菜栽培しているのにプラスチック使用を増やすようでは筋が通らないので、私は極力、プラスチックのプランターなどは買わないようにしています。ビニールマルチも使用しません。保温したいときは不織布を洗って何度も使ったり、一度使用したゴミ袋を切ってビニールシート代わりにしています。
下の写真は大きめの使用済み袋を鉢代わりに9月26日にまいたサニーレタスの1ヶ月後の状況です。種は100均で、2袋100円で買いました。

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同じサニーレタスの12月31日の状態です。庭に地植えしたサニーレタスやホウレンソウを食べ尽くしたので、この日から地植えの水菜とこのサニーレタスを利用するようになりました。

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今日の状態です。スーパーで売られているように株ごと抜くのでは無く、4株それぞれから外側の葉を1~2枚づつ収穫するので、長く食べ続けられます。寒くなるまでに株が大きく育っていたので、氷点下5度の冷え込みで朝は葉が凍っていても、昼には何事もなかったように柔らかい葉になり、枯れることはありません。

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とはいえ、これだけでは春にはもたないので、11月30日に別の袋を容器にして新たに種まきしました。この時期にまくと寒さで育たないので、適当な袋をかけて保温しています。奥がサニーレタス、手前が小松菜です。

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11月にまいたサニーレタスの、袋をあけた状態です。袋をかけて風で飛ばないように紐でしばっておくという安直な保温対策でも、全く問題無く育ちます。9月にまいた分を食べ尽くす3月頃には、こちらが食べ頃になっている予定です。

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ちなみにウチでは無農薬栽培ですが、無化学肥料ではなく無有機肥料です。市販の有機肥料は、たとえば牛糞堆肥の場合どんな餌を食べた牛の糞かわからず、かといってウチから出る有機質ゴミだけで堆肥を作ってもできる量は知れてます。なので肥料は窒素・リン・カリウムが入った化成肥料をまくようにしています。クリ(9歳の柴犬)の糞を堆肥にすれば量が確保できると試したこともあったのですが、アトピーになって薬を使い続けるようになり断念しました。もう少し庭が広くて草ボウボウにするスペースが作れて、ヤギでも飼えれば肥料まで自給自足できるのかなぁとか、とりとめなく考えたりしています。