東日本大震災から10年 ~留学は”それどころじゃない” 選択か  みちのく奨学生と考える10代留学の意味

3月11日で東日本大震災発生から10年。あたりまえだった日常は一瞬にして奪われ、被災地の高校生にとって、留学は“それどころじゃない”非現実的な選択肢になりました。
『みちのく応援奨学金』は、被災地の生徒を応援したい、留学を夢見ることも日常にしてほしい、と国内外の多くの方々からいただいたご寄付をもとに設立された奨学金です。翌2012年から2019年までに44名の高校生の留学を応援してきました。
新型の感染症が世界的に流行するいま、留学は再び、“それどころじゃない”と非難されかねない選択肢になっています。しかし、高校生での留学は、多感な10代のうちにしか得られない多くの気づきを生む体験です。新たな視点を得て世界と新しい関係性を築き、自らの地域や社会の未来を描く力を手にする。その後のキャリアでも、地域や世界のあらゆる場でレジリエンスを発揮し、課題と向き合い、誰かのために力を尽くす。
AFSはそのようなEffectを知っているからこそ、異文化学習・交流の機会を断たないため「いまできる取り組み」を続けてきました。
当日はみちのく奨学生として留学した帰国生数名と、被災地域で活動を続けてきた支部・学校とともに、「10代留学」の意味を考えます。

参加無料、どなたでもご参加いただけます。
※前日3月5日(金)までにお申込みください。

2021年3月6日 06:00 PM

お申し込みは下記リンクから。

zoom.us