これがまかり通る不思議な国

先週土曜日、別件で父が入所している老健に行ったら、「あ、いいところに来られた。この書類をお願いしたいのですけど。」と看護師さんが持って来られたのが、コロナウイルスワクチン接種の同意書。回答締切はその土曜日で、事務担当の方が他のご家族に「今日が提出締切なので、申し訳ありませんが、ご家族のどなたか来て頂けませんか?」と電話されていました。

同意はしましたけど、いつ接種できるかわからない上に、当日は接種前から接種後1時間くらいは、症状急変時に病院に連れて行く際に家族の同意が必要なため、家族が待機しなければならないそうです。私の父が入所している施設はサテライト会場になったので接種のために父を連れ回さずには済むのですが、施設の方から接種希望日を出すことはできないそうです。

4月以降は講義もありますから、たとえ1週間前にいつ接種か分かっていても、講義日に当たっていたら私が付き添うことはできず、遠方にいる親戚に付き添いをお願いしなければなりません。この調子だと前日にようやく接種日が分かる、なんてことにもなりそうで、暗澹たる気持ちです。

接種同意書は自治体(=つくば市)がとりまとめていますが、きっと厚労省から「何人どこで接種するかを早急に把握せよ」みたいな指示があったか、そうやって早めに対処しないと厚労省からいつどんな指示がくるか全くわからないという状況なのでしょう。

日本だから国のこういった横柄なやり方が通じるのでしょうけど、他の国だったらこの機会に横暴な国から独立しようなんて自治体もでてくるんじゃないかと思いました。