水ぬるむ霞ヶ浦

毎月降雨後に採水している霞ヶ浦流入河川の清明川に行ってきました。
いつも駐車しているスペースに、調査開始以来初めて先客が来ていました。しかたなく少し離れた所に駐車。

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採水している橋の中央から見ると、釣り人がいました。
「釣りのところ申し訳ありませんが、採水するのでバケツ2回落とします。」
「いいですよ。水質調べてるなら、ここの水、何ですぐに澄むのか教えてくれないかな?」
「はぁ?そうなんですかぁ?いつも降水の翌日に来るので、澄んでるとこ見てないんですけど。」
「今は濁ってるけど、夕方には澄んでくる。花室川や小野川ではそうはならない。」
だから清明川っていうのかなぁ?と思いつつ後にしました。ちなみに釣っていたのは鮒だそうです。もう動いているとすると、魚の動きも今年は速そうです。

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お正月前はあちこちでレンコンを収穫していたハス田も、今日はほとんど誰もいませんでした。阿見から舟子までの湖岸で、収穫していたのはお一人だけでした。レンコンもそろそろ旬の終わりなのでしょうか。採水したときの水の冷たさも、真冬よりはよほど暖かく感じました。

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