今シーズンの課題は枝豆

夏野菜として過去数年トウモロコシ栽培に取り組んで来たのですが、無農薬だとどうしても実に虫が入って食われてしまうので、今年は枝豆に特化することにしました。枝豆なら背丈が低いので、いざとなれば防虫ネットで枝豆区画全体をおおって害虫を防除できます。

せっかくなので早生から晩生種を使って3月から7月までコンスタントにまいて、5月末から10月くらいまで食べれるか挑戦することにしました。
まずは早生の種まきです。「白獅子」という数年前にタキイから取り寄せた品種で、購入したものは既に無く、今回使うのは全て自家製のです。なので枝豆ができても来年の種用に、1本はそのまま大豆になるまで育てます。
今の気温だと外でまいても芽がでないので、屋内で発芽させます。いきなりポットにまいて間引くのはもったいないので、私は「水まき」して根が伸びてからポットに植えるようにしています。

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この方法、ネットで検索すると、枝豆の種まきで失敗した人が結構たどりついている方法でした(実は私も直まきしても出てこないので開発しました)。下記はその一例。

上記の方はペーパータオルに水を浸したところにまいていますが、私は根が下に伸びるように、網に種をはさんだネットを水に浮かせる感じにしています。
根が数cm伸びたらポットに植えて、昼間は外に、夜は屋内に取り込みます。

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本葉が数枚になったので、本日、定植しました。この時期の定植には黒マルチを使うよう指導されますが、私は使い捨てのプラスチック製品は使いたくないので、雑草を干しておいた草マルチで保護しました。

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その上に、冬の間、ホウレンソウの保温に使っていたゴミ袋を再利用して保温しました。

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同じ白獅子を1週間後に再度「水まき」したものを後日、定植します。一辺になってしまわない工夫です。白獅子の次は中早生として買ってきた種にバトンタッチです。