収穫のおすそわけ

私の家庭菜園は無農薬ですが、有機栽培ではありません。肥料はしっかり化学肥料を使っています。市販の有機質肥料は、牛糞堆肥にしても発酵鶏糞にしても、どんな餌を食べて育ったか分からないからです(餌は農薬まみれ、動物は抗生物質漬の可能性大)。
かといって全く有機物がないと土がカチカチになるかもなので、生えて来た雑草を草マルチにしています。夏場だと2週間しないうちに分解されます。また野菜屑などを堆肥にしています。自分で育てた野菜か無農薬で育てている方からの頂き物しか使わないので量的にはごくわずかです。
暖かくなって、分解し損ねた野菜屑から芽がでてきました。ウリ科の芽ははカボチャ、細い双葉はトマトと思います。すくすく伸びているのは恐らくジャガイモで、知人から頂いたものの、炭水化物をほとんど食べないので長く保存している間に芽が出てしまって、芽の部分だけ堆肥にしたのが生き残っていたようです。

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せっかくなので、庭の隙間に植えて、初めてのジャガイモ栽培に挑戦することにしました。収穫できたら、息子が帰省したときのお土産にするつもりです。
息子には帰省するたびに、その時に庭にある野菜を大量に持たせて帰します。息子もそのつもりで大きいリュックで帰省します(服は置きっぱなしにしているので、来るときはほぼ空の状態)。
私が大学入学で東京でひとり住まいを始めたとき、大阪に住んでいた両親が玉葱やら芽キャベツやら、季節ごとに貸し農園で育てた野菜を送ってくれました。ミカン農家だった父親の母親(私の祖母)も、「都会では農薬のかかったミカンしか手に入らないだろう」と、ミカンやら、庭で育った柿などを毎年送ってくれていました。私の両親も自分の親がしてくれたことをやらないとと思ってるのかなと感じていましたが、結局私も同じ事をするようになってました。。。

(追伸)
2日間収穫をさぼったら、椎茸が大量に育ってました。キノコは大丈夫かと思っていたら、ダンゴムシがしっかりかじってました ^^;

生椎茸は冷凍で1ヶ月保存できるようなので、ゴールデンウイークに帰省する息子にお裾分けしようと半分冷凍にしておきました。
ダンゴムシさえ気にしなければ、椎茸栽培は原木を日陰において毎日水やりするだけなので、庭仕事が苦手な方でも成功率が高い自家製野菜です。ポイントは生えやすい環境がどこなのかをうまく見つけることと、春・秋のシーズン前に1昼夜全体を水につけておくこと(屋外栽培の場合)。

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