犬・猫用ネオニコチノイドグッズで死亡例も

ネオニコチノイド系殺虫剤は農業で使われるだけでなく、家庭用品にも使われています。たとえばアリ駆除剤。下記はこれをペットが食べてしまったが大丈夫か問い合わせたQ&Aです。

有効成分としてフィプロニルやジノテフラン(ネオニコチノイド)が記されていて、少量なら問題ないと回答しています。
本当に問題ないのでしょうか。
アメリカではペットのノミ・ダニ対策グッズとして、イミダクロプリド(ネオニコチノイド)とフルメトリンという殺虫剤が少しづつしみ出す首輪が販売されていて、これを使用したことにより1700頭近くのペットが死亡したとして、商品許可の取り消し要求が75000件も届いているそうです。

首輪から少しづつしみ出すだけで哺乳類である犬や猫などのペットが死に至る場合もあるということは、家庭用殺虫剤やペット用殺虫剤(ノミ・ダニ駆除剤)として日常的にネオニコチノイドを使っていると、もしかしたら人間にも悪影響を与えるのではないかと心配になります。