宍道湖のシジミが心配

斐伊川放水路が運用されたので、豪雨のたびに宍道湖に大量の淡水が流れ込んで塩分を低下させることはないだろうと思っていました。

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しかし今回の豪雨では松江市や出雲市など、宍道湖近くで浸水被害が出るほど雨が降っています。宍道湖の塩分もかなり低下しているのではないかと思います。この状態で梅雨があけると、アオコが発生してしまいそうです。大橋川の拡幅工事に合わせて塩分調節できるようにしてはと提案したのですが、無視されてしまったのが本当に残念。
地球温暖化でこういった豪雨が毎年のように起こる可能性がある中、宍道湖の塩分が高温期に低下してアオコが発生したら、一時期のようにシジミの漁獲が激減するのは目に見えています。対策はもうお示ししてますから、あとは、どれくらい本気でシジミ資源を守りたいのかだと思います。