北京オリンピックはコロナ克服五輪になる?

どっかの首相が東京五輪について「新型コロナウイルスを克服し開催することに真の価値がある」とか言って「意味不明!」と批判されています。

本当にコロナウイルスを克服するのはいつ頃になるのでしょうか。
日本でのこれまでの新規感染者数を見ると、ピークに達してから2ヶ月位して底に達する感じです。現在の増加傾向があと2週間で減少に転じるとすれば、10月中旬から下旬でしょうか。
一方でイスラエルでは、2回目の接種から5ヶ月以上経っている60歳以上の高齢者に3度目の接種を行うことにしたそうです。デルタ変異株の流行で感染者数が急増しているからです。

同じようなことが日本でも起こるとすると、今のピークが収まる頃に高齢者の3度目の接種をしないと、またもや高齢者を中心に重症化することになりそうです。意味不明の発言ばかり繰り返す首相のもと、まだ1度も接種できていない人だらけの日本で政府がそこまで先を読んでいるとは思えず、冬には第6波が来そうです。今年中の克服は絶望的でしょうね。
そんな中、豪雨に襲われた中国の様子が紹介されていて、地下鉄でも誰もマスクをしておらず「本当に感染を押さえ込んだんだ。」と感心していたのですが、その中国でもロックダウンを要する感染が起こったようです。

中国はWHOによる2回目の新型コロナウイルスの起源調査を拒否していて、もしや本当に中国が意図的にウイルスを作っていて、なので対策もある程度考えていたのかなと思っていました。

その中国で入り込んだ変異株をどう押さえ込むのか、詳しく報道してほしいと思います。2022年2月4日に開催される北京オリンピックを控えて、中国は威信をかけて押さえ込もうとするはずだからです。
ただし東京五輪で相次いで海外選手の感染が発表されているように、中国だけで押さえ込めても世界の多くの国で押さえ込めてなかったら、各国が延期要請するかもしれませんね。東京五輪のように、大会直前に発症して出場できないなんてことは、本来あってはならないことでしょうから。その上に、中国がWHOの再調査を拒否し続けていたら、欧米はボイコットするかもしれませんね。

北京オリンピックでもまだ世界がコロナを克服できていなかったとしたら、このパンデミックはかなりの長期戦になりそうです。