新型コロナウイルス感染症の対策のひとつが十分な換気で、その目安として二酸化炭素濃度が使われています。下記の研究では、大手ネットショップサイトで感染症対策用として売られていた価格 2,900~4,999円の二酸化炭素センサー12機種のうち、正しく構成すれば利用できるものは3機種にとどまったそうです。驚くべき事に8機種はアルコールに強く反応していて、二酸化炭素以外の物質を測定する擬似センサーを搭載していると考えられるそうです。
対策として、
1)屋外の新鮮な空気の二酸化炭素濃度は480ppm前後なので、数値が多い区ズレているセンサーは使用しない。
2)センサーに息を吹きかけるかビニール袋にいれて呼気で満たした際に、反応しないセンサーは使用しない。
3)消毒用アルコールを吹きつけた手をかざして上昇するセンサーは使用しない。
を勧めています。
私的には、そもそもこういったセンサーを売っている業者を消費者庁などが取り締まるべきだと思います。