魚はなぜ減った?

10月28日に拙著「魚はなぜ減った?見えない真犯人を追う」が出版されます。
つり人社からの出版、かつ「魚」とありますが、日本では主食が米(=農地の多くが田んぼ)という特殊事情から、農薬が様々な水環境や飲用水を汚染してしまう実態も説明しています。
特に86~99ページには、私が地学の研究者で堆積物を調べていたからこそ、生態学者があまり重視しない農薬汚染に早くから気づけたことを解説しています。
拙著ではありますが、連載時に編集者の方が徹底的に添削してくださったので、自分の文章とは思えないくらいわかりやすい内容になっています。
最近、魚が減ったと感じている方、ネオニコチノイドについて理解を進めたい方などに、是非読んでいただきたいと思います。