政治家は公約を反故にしても平気

父親のケアマネさんが見つかり安心した一方で、つくば市の高齢者福祉が今年度大きく後退したことをケアマネさんから知らされ、暗澹としました。
コロナ以前、父は要介護認定を受けていたので、紙オムツの補助券を利用できました(1000円×24枚)。また、使った事はありませんでしたが、布団の丸洗いサービスも受けれました。
ところが今年の4月から、紙オムツの補助券は「市民税非課税の方のみ」と限定されました。布団の丸洗いサービスは市民税非課税に加え、要介護4以上の方でないとダメになりました。
年金だけしか収入がない夫婦世帯でも市民税は発生します。つくば市の場合、老齢基礎年金等の年額が18万円以上だと住民税が年金から天引きされますので、市民税非課税というのはかなりの困窮世帯に限定されると思います。
老後もなるべく自宅でと在宅介護を選んだ場合、日中はデイサービスに行くことになるので、施設に入ってもらうよりも高額になります。

これでは多少元気でも配偶者に施設に入ってもらう高齢世帯が増えるでしょう。
現市長はマニフェストとして「頼れる福祉 すべての人が自分らしく生きる社会」と平気で書いています。鉄面皮この上ないと思います。

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選挙の際に、きれい事はいくらでも言えます。日頃の言動をよく観察して、人柄を見極めるのが衆院選挙でも大切なんでしょうね。