人間による撹乱は温暖化だけにあらず

某講演で驚きの図が紹介されました。

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Aの図で動物のバイオマス(animals)よりもバクテリア類(bacteriaとarchaea)の方がはるかに大きいのは想定内でしたが、Bの図の哺乳類(wild mammals)よりも人間(humans)と家畜(livestock)が圧倒的に大きいのは想定外でした。
その人間は、動物の大部分を占める節足動物(arthropods)を激減させるかもしれないネオニコチノイドをばらまいているわけです。50年後に節足動物の割合が激減していたとしたら、それは間違いなく人間の仕業でしょう。
図の出典は下記です。