無影響濃度でも影響が出るネオニコチノイドは水道水に含まれている

11月6日に放映されたTBS報道特集「ネオニコチノイド系農薬の影響は」がTVerにアップされました。11月14日までです。

無影響濃度のネオニコチノイドが入った餌を食べたラットが異常行動をする映像に驚愕しました。なぜなら日本では、毎日飲む水道水にネオニコチノイドが含まれていると考えられるからです。
厚労省はいちおう水道水のネオニコチノイドの基準値を定めていますが、たとえばネオニコチノイドの1種のアセタミプリドの基準は、EUのメロンと同じです。メロンは毎日1kg食べませんけど、水は1kg飲みますよね。無影響とされる濃度で影響があるのだとしたら、EUで影響するとされる濃度を毎日食べていて影響がないハズはないです。
さらには、水道水のネオニコチノイド濃度を測ったデータは、ほとんどありません。義務づけられていないからです。
今回の番組を見て、水道水中の濃度を早急に明らかにしなければと思いました。来年度もまたネオニコで出した科研費が不採択だったとしても、やります!!!