ネオニコはどこから?

いわゆる有機のお茶(今回は無農薬栽培)と慣行栽培のお茶で、ネオニコチノイド濃度がどれくらい違うのか測ってみました。茶葉10gをお茶パックに入れ、70~80℃の超純水500mLで5分浸し、パックを引き上げ常温に冷ましたものをサンプルとしました。
慣行栽培のお茶からは約700ng/Lのクロチアニジンが検出され、総ネオニコチノイド(7種の総和)は約830ng/Lでした。
無農薬栽培のお茶は2.8ng/Lのイミダクロプリドだけが出ました。そして私が自宅で一切農薬を使わずに育てているお茶から、30ng/Lのクロシアニジンが検出されてしまいました。
いったいどうやってクロチアニジンがコンタミしたのでしょう?庭に散水している水道水は浄水場で活性炭処理しているので、ネオニコチノイドは含まれていません(1年間測定して確認済み)。無農薬栽培のお茶は散水に使っている水からコンタミンした可能性が考えられますが、うちの場合は雨から供給されたとか、近所でまかれたのが運悪く飛んできたとかくらいしか考えられません。
もし雨が原因だとしたら、とんでもない話に発展しそうです。