防げたはずの事故だった、群馬大病院でのメトヘモグロビン血症発症

今年の10月20日に群馬大病院で、新生児集中治療室(NICU)などに入院中の乳児10人が、血液を通じて体内に酸素が行き渡りにくくなるメトヘモグロビン血症を発症する事故が起こりました。
私はその原因を地下水への硝酸・亜硝酸コンタミだと推理し、「不祥事続きの群馬大病院だから起こったとは言いがたいと思います。」と書きました。

本日、「逆流を防ぐ弁の老朽化により、冷暖房に使う空調水が上水道に混入したことが原因」と発表されました。

開いた口が塞がりません。医療機関で上水への混入事故が起こったら、最悪死者が出ることはシロウトでも想定されます。なのに上水への逆流弁が老朽化で事故を起こすまで点検されていなかったなんて!
群馬大病院、死んでますね。