投稿・修正・校正

今日は現役修士学生が投稿論文の原稿を送って来ました。ここ2日で3度くらいダメだししてますが、かなり大きな変更もすぐに修正して来ます。インドネシアからの留学生ですが英語も完璧。日本の若者は世界でやっていけるのか不安になります。

卒業生の修論を投稿して受理された原稿の校正も、学会から届きました。今では消滅してしまった手賀沼のハス群落について、ハスがあることで水質がどれくらい影響されるかを議論した内容です。これから投稿する留学生の原稿を見てから確認しようと思っていたら、別のOBの修正稿に載せるデータが、つい先ほど(23時頃)届きました。勤務後にやってくれてるんだろうなぁと、ありがたい限り。

学生の修論の投稿原稿、修正稿、校正稿が同じ日に届いたのは教員になってから初めてですが、これも今まで修論の投稿論文化をサボっていたからでしょう。

2025年度が指導教員を務める最終年度になりますが、それまでに指導する学生については後がありませんから、卒業までに確実に投稿できるよう学生指導に重点を置こうと思いました(なので委員会や学会関係の活動、査読などは極力減らす予定)。

心残りは「屋久島の急勾配河川における河川環境と礫径の関係」を議論した卒業生の修論です。屋久島の勾配はエベレストやアルプス並みで、そういったところで環境と礫径の関係を調査するのは難しいですから、このデータはおそらく世界で初めてのハズです。しかし、いかんせん、私の地形学の素養では英語論文にはできません。定年後に地形学勉強し直してコツコツ。。。になるのかなぁ?