父親が子供の頃は夏にカボチャやトウガンを多めに作り、納屋に転がしておけば3月まで食べれたそうです。うちには納屋はないので新聞紙にくるんで箱詰めし、比較的低温で温度差が少ない玄関で、いつまで保管できるか試しています。
冬至も過ぎた今日、３つ残していたカボチャのひとつを試してみることにしました。下の写真は9月に収穫したときの状態で、ロロンという品種です。他のロロンは白っぽいカボチャと混雑して白かったのですが、これは混雑しないで済んだとホッとしてました。
ところが、今日見ると赤っぽい色になってました。同時に咲いていた「スイートきんちゃん」という赤カボチャの品種と混雑していたようです。
割ると中身はしっかりしていて、腐敗で黄色くなったのではないことが確認できました。
スイートきんちゃんもロロンもかなり甘いカボチャなので、それらの雑種なら砂糖なしでも甘いだろうと、牛乳だけで煮込んでみました。案の定、砂糖なしでおいしくいただけました。混雑してむしろラッキーだったかもと、来年種蒔きできるように種を洗って干しておきました。
夕食にはトウガンも使いました。見かけも9月6日に収穫したときと全く変わりませんが、中身も夏と変わりませんでした。
トウガンは頂いた種から４苗育てて、合計31個なりました。息子が帰省するたびにお土産に持たせても、まだ7個も残っています。畑の隅に植えて土がない所を這わせて育てたので、4苗で１平方メートル弱しか場所をとらず、虫や鳥にも食われない優れものです。ベランダしかないお宅でもプランターに植えて、ツルを伸び放題にすればたくさんとれるかもしれません。
