ウチの庭は「花より団子」で果樹や野菜だらけですが、冬には暖かめの部屋に冬越しの果樹鉢を取り込むので、屋内も果樹園になります。
最低気温が一定以下になったら取り込み、霜の心配が無くなったら低温に強い種類から順次外に出すの繰り返しだったのですが、今シーズンは初めての現象が起こりました。数年前から夏の猛暑がきつくなり、真夏にはパッションフルーツが暑すぎて花をつけず、秋になって再び開花するようになりました。今年は11月に屋内に取り込むときもまだ咲いていて、いくつかは小さな実をつけていました。この実を除去せずに屋内に取り込んだところ、2ヶ月かかって見事に育ってくれました。
これまでに食べたのが５個ほど、追熟中が４個、草体から落ちずに成長中が8個くらいあります。２ヶ月かかって熟しても、落果したのをすぐに食べるとまだ酸味がありました。しわくちゃになるまで追熟すると、すごく甘くなります。
レモンはパッションフルーツより若干低温の部屋に取り込んでいます。冬至を過ぎて日が長くなった為か、室温は変化していないのに開花しました。レモンは自家結実性なので、うまくするとこのまま結実してくれそうです。外はまだ寒々としていますが、トロピカルフルーツや花を眺めているとほっこりしてきます（レモンの花は香りも素敵！）。
