研究データ

パソコンのデータって一瞬にして消えてしまうこともあるので、私は毎日、メインにしている自宅デスクトップのデータを外付けハードディスクにバックアップして、そのハードディスクの内容をノートPCにコピーしています。つまりデスクトップ・ノートPC・外付けハードディスクの3つで同じデータを保管していることになります。
ただしこの方法だと、いつのまにかウイルスなどに感染した場合に3つとも共倒れになる可能性があります。それで1年に1度、別の外付けハードディスクに全データをコピーして、地震や火災でも壊れないとされる金庫に保管しています。
最近、毎日バックアップを取っている外付けハードディスクをPCに接続すると「エラーを修復する必要があります」との警告が出て、ディスクチェックをしないと使えない頻度が高くなってきました。毎日使っているので摩耗するのは仕方のないところです。
それで毎日バックアップ用ハードディスクを新調することにし、そう言えば年に1度のバックアップをやってなかったと金庫から引き出したら、コロナが始まる前にやった切り2年間やってませんでした。持病を持つ高齢の父親を抱えて、いろいろ対策を検討しているうちに、すっかり忘れていたようです。
20歳から研究を始めて60歳を過ぎた現在、研究に使う情報としてPCに蓄積しているデータは約2TBです。たかが2TBですが、かけがえのない2TBです。
(追伸)
大学教員になって最初に指導した修論が、学術誌に受理されました。卒業から15年、その学生さんは今では2児の父で、企業の研究所に勤務しています。卒業以来会ってないので、あの○君がパパなんて想像できないでいます。。。