6日に放映されたNHK趣味の園芸「どっち植える? 『クリスマスローズvsスイセン』」 。クリスマスローズは種子で品種改良するので多種多様な株が生まれ、品種名がついていないことが多いそうです。近所のホームセンターで花のつきかたや八重咲き度が微妙に違うのに気づいてましたが、そういうことだったかと思いました。うちの庭に地植えしているクリスマスローズは全く構わなくても毎年咲きますが、咲かないようなら枯れかけた葉を早めに除く、花も早めに切って切り花で楽しむのがよいそうです。また切る位置は葉も花も付け根から5cm。切り口から病気が広がるのを防ぐ為です。
番組見てよかったと思ったのがスイセン。球根は大きさの5倍の深さに植えることで凍死を防ぎ、葉が枯れたあとは根が浅い一年草などを植えて楽しめるそうです。
私が庭中にスイセンを植えたときは、大球でも深さ10cmにしました。球根が大きいので、球根の先端から地面までは2cmほどだったと思います。タキイから買った球根なので、説明書にそう書いてあったのだと思います。ネットを見てもそう書いてありました。
タキイの花 | 花なんでも百科 | 栽培基礎講座 | 球根草花 | スイセン - タキイ種苗
タキイだけでなく、サカタのタネも植え付けは6～10cmとあります。
そこで園芸関係でよく見られているネットサイトも調べたところ、HORTIとLOVEGREENが「球根２つ分」と解説していました。
水仙の育て方｜球根の植え方や時期は？鉢植えの植え替えは必要？ - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap
水仙（スイセン）の育て方 | LOVEGREEN(ラブグリーン)
ではNHKが運営している「みんなの趣味の園芸」はどうでしょう？「大きな球根の場合は約20cm、中～小球根の場合は約10～15cm」と書かれていました。深さとしては球根５個分ですが、球根５個分と書いた方がわかりやすいですね。
クリスマスローズvsスイセンの「どっち植える」対決ですが、番組ではスイセンに軍配が上がってました。でもスイセンとクリスマスローズは本来、どっちを植えるか迷う関係ではないのです。クリスマスローズは木の下などの半日陰を好み、スイセンは日当たりのよいところを好むからです。なのでうちの庭では日陰にクリスマスローズ、日なたにスイセンを、好きな品種が見つかる度に植えつけています。スイセンを深く植えるテクを知っていれば、夏、スイセンの上にマリーゴールドなどを植えられたのにと、ちょっと残念。
