ふつ~は飲まない水道水

自宅の水道水源は霞ヶ浦で、雨が降る度に採水に行って1年間測ったところ、出るときにはある程度のネオニコチノイドが検出されました。ところが自宅水道では全く検出されず、どうしてだろうと調べたところ、浄水場で活性炭処理したらネオニコチノイドが除去されることが分かりました。

さらにネットで調べたところ、茨城県の浄水場はすべて活性炭処理をしているようでした。またホームページの解説を見た限りでは、石川県の水道水も活性炭処理されたものが配水されているようでした。

だったら平野部のある程度の都市の浄水場なら活性炭処理してるだろうと思いきや、名古屋市の水道水はしていないようでした。それくらいの財政基盤はありそうなものですが。

茨城県・石川県でできるのなら、いっそ全国一律浄水場では活性炭処理をして、財政的にどうしても厳しい自治体には厚生省が補助を出すとかにすれば、少なくとも水道水からのネオニコチノイド摂取は防げるのにと思いました。

とは言え私は活性炭処理されていても、自宅の水道水を飲用にはしていません。ネオニコは大丈夫でも、活性炭処理後の塩素消毒でできる有機塩素化合物が入っていることは確認済みなので。

ちなみに先進国の多くで、水道水は飲用目的に使われていません。また飲用にしているドイツでは、危険な副生物ができてしまう塩素処理はしていません。科学的には当然のことだと思います。