日本の水道水に含まれる農薬について、各県水道事業者の分析結果を統合して解析した報告です。活性炭処理で除去されるはずのネオニコチノイド系殺虫剤が出てしまっている現状や、いかに高濃度に除草剤がコンタミしているか分かります。
購入しないと読めないので、読みたい方は下記リンクから著者にPDFを送るよう依頼するといいと思います。
事業者が出したデータ(かつ、ここでデータを出している多くの事業者が活性炭処理をしている)でこれなのですから、データを出していないところ、最低限の処理しかしていない浄水場の水道水は、本当に飲んで大丈夫なのか、ますます疑わしいと思いました。
そもそも洗濯とか水洗トイレとか入浴に使う水と飲用水が同じ処理という日本の水道システムは、私に言わせれば常軌を逸しています。まさに「日本の常識は世界の非常識」の典型だと思っています。