ヘリウム危機

ロシアの軍事侵攻でヘリウムの供給薄が心配されていましたが、陸水研にも影響が出てきました。

陸水研では大学の担当部署からヘリウムを一定額で購入していました。担当部署は複数の業者から調達して在庫を確保していましたが、価格にばらつきがあり、差額分は担当部署が負担してくれていたそうです。
ところが3月から全く購入できない状況が続いているということで、在庫品の取り扱いを中止するとのメールが本日届きました。
陸水研ではガスクロにヘリウムを使っていて、当面はLC/MS/MSでのネオニコ分析に重点を置くので現時点で深刻な影響はないのですが、ネオニコが片付いたら香害関係の物質をガスクロで測る予定で、その頃までには落ち着いていてほしいものです。
一部の国立大学では、電力会社が長期契約を避けたいことから、入札が成立しない事態になっているそうです。

長期化するにつれ、思いもよらなかった影響がでてきそうです。。。