廃プラスチック処理施設が疑われる健康被害

「絵でとく健康への環境対策 プラスチックからの新しいVOC空気汚染」は、プラスチックをリサイクル目的などで圧縮する施設で発生したガスにより、深刻な健康被害が生じた状況を解説した本です。2009年発行。

この健康被害は「杉並病」と呼ばれています。呼吸困難、頻脈、動悸、不整脈、めまい、流涙、嘔吐、アレルギー、嚥下困難など、さまざまな症状が住民を襲いました。癌を発症した人も増えたそうです。
この本が発行されたころには、著者のもとに同様の被害の相談が全国から寄せられていると書かれていました。著者は既に亡くなっているので著者のお知り合いに確認したところ、岐阜県、沖縄県、神奈川県、千葉県、群馬県、埼玉県など、次から次に相談があったとのことでした。今は解決しているいのでしょうか。
もし廃プラスチック処理施設ができてから今も健康被害が続いているところをご存知でしたら、情報提供いただければと思います。