培養土不要の野菜たち

今日の夕食のサイドディッシュです。

左下のイチゴは、このブログで何度も紹介しているように「野菜用培養土」ではなく砂利に植えています。土に植えて敷き藁するとナメクジにたかられたからです。砂利に植えてもアリやダンゴムシに食われるので、最近はペグを砂利に打って、そこに結びつけることで虫たちが到達できなくさせています。うちの庭で砂利で育つのはジャーマンアイリス、ドクダミ、スイセン、ムスカリといった野草と花苗以外はイチゴだけです。ネット情報のどこにも、「イチゴは砂利で放任して育つ唯一の野菜」とは書いていませんけど。

中央上部はオカワカメです。これは究極の手抜き野菜で、砂利は無理ですが、土ならほぼ何でもOKです。食用にする葉を大きくするために、ひたすら芽を摘むコツさえマスターすれば、これほど楽な夏野菜はないと思います。虫はつかないし、根で越冬してくれるので一度植えれば何年もそれきり、秋にはムカゴも食べれます。

この写真の中で一番難しいナスタチウムが右下の写真に映っています。赤と黄色の花と丸い葉がナスタチウムです。それ以外の葉はパクチーとイタリアンパセリ、春菊で、春菊は秋にまいた苗を花がつかないように切り戻せば、まだ収穫できます。イタリアンパセリは、うちの庭ではニンニクやシソ、ニラのように自然発生しているので、もはや全く手入れしていません(日陰と日なたの双方で勝手に出てくるタフガイです)。

ナスタチウムは数年前までは苗を数本買って南側の庭に植えればいくらでも食べれたのですが、ここ数年は必ず、夏に失敗します。下記「趣味の園芸」にあるように高温多湿に弱く、ここ数年のつくばの夏はナスタチウムを南向きの庭で育てるには高温過ぎたようです。

http:// https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-339

そこで今年はプランターで育てて(土は庭からテキトーに取ってきました)、真夏は、やや温度が低い、建物の北西に移して様子を見ようと思っています。夏は西日が当たる時間が長いので、光合成には十分だと思われます。

NHK趣味の園芸でビニールマルチを使うよう指導するのは全くSDGではないとこのブログで何度も書いてきましたが、培養土を買ってくるという指導もおかしいと思います。私は大阪市旭区で4歳くらいから園芸を始めていますが、培養土なんてその頃は売ってもいませんでした。

少しでも自然に近い暮らしをしたいと野菜作りや園芸を志す人にまで、公共放送にもかかわらず商品購入を宣伝するNHKには、N党でなくとも受信料払いたくない気分になります。