外来ヒガンバナ、予測通り開花

今年はお盆まで猛暑で、以後は雨が降るなどして涼しい日が続きました。
昨年思いついた「猛暑後に涼しい日か雨が続くことで『外来ヒガンバナ』が開花する」が正しければ、そろそろ外来が咲くはずです。

そう思って観察していたら、陽差しは夏でも涼しい晴天の下、

うちの外来ヒガンバナが出てきました。

それで昨日、同じ外来が毎年咲く赤塚公園に行ったら、既に開花していました。

ただし、開花しているのは探し回りましたが、3本だけでした。赤塚公園では2020年から在来が外来を押し返しているのですが、さらに進んだようです。

在来押し返しの原因ですが、外来は実で増えますが、在来は株で増えます。近年の異常気象で外来は花期が前倒しになり、おそらく受粉してくれる虫が少ないのだと思います。それで一時期のように在来を駆逐するような勢いが失われ、実をつけないため株での増殖に特化している在来にかなわなくなったのだと思います。
一時期は外来のあまりの勢いに、お彼岸に律儀に咲く在来が消えるか交雑するのではと心配していましたが、猛暑の夏が続くことでお彼岸に咲くヒガンバナが主流になりそうです(猛暑は困りますけど)。