仮説の検証

8月22日記事で「近年の異常気象で外来ヒガンバナは花期が前倒しになり、受粉してくれる虫が少ないことで減少している」との仮説を紹介しました。
自宅の外来ヒガンバナは8月22日以降も花が出続け、今日は下の状態でした。

それで夕方のジョグで赤塚公園に行って、花が増えているか確認してきました。往復6kmなので、ジョグにはちょうどの距離です。

やはり6本しか咲いておらず、外来ヒガンバナが減っているのは確かなようです。
今後はこの赤塚公園のヒガンバナが外来であることを確認すること(=外来なら実ができる)、実ができているにしても実付きがよくないか(受粉しにくくなっている仮説があっているか)も確認すること、そして、お彼岸頃に咲く在来がどれくらい増えているか確認することで、仮説が合っているか検証する予定です。
身近な植物を何年も観察することで、新しいことが分かるのは楽しいです。最近はキンラン・ギンランを毎年観察していて、専門家の意見も聞きながら、何が彼等の分布に影響するのか理解しようとしています(希少種なんですけど、うちの近くには普通に生えています)。