仮説の検証

9月3日記事で、「外来ヒガンバナが開花時期を複数回に分けることで、実付きをよくしているかもしれない。」と紹介しました。
先週、雨や曇りが続いたせいでもうお彼岸になったと勘違いしたのか、自宅ではお彼岸に咲く在来ヒガンバナがもう出てきました。それで自宅同様に外来と在来が混ざっている赤塚公園にジョグして仮説を確認してきました。
まず、9月3日記事で「今咲いている外来は実付きがよいかもしれない」としたですが、予想通り、全花で実がついてました。

今日の状態だと、在来(元気に咲いているもの)と外来(枯れかかっているもの)の割合は半々程度に見えます。今年、外来が実でどれくらい増えるかによっては、来年は外来が優勢になりそうです。

赤塚公園の隣にある洞峰公園のヒガンバナはほとんど在来です。ここでも花芽が出ているので、やっぱり今年は在来の開花が、お彼岸より少し早いようです。

ヒガンバナは日本に伝わってからかなり長い間、お彼岸に一斉に咲いていたから「ヒガンバナ」と呼ばれるのだと思います。たかだか10年足らずでそういった季節感を壊すようなことを、私たちはしているわけですね(温暖化と海外からの新たな移入)。